【悲報】サムスン電子、日本のお家芸だった折り畳みケータイでシェア88％ [475014536]

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16日、市場調査会社オムディア（Omdia）によると、昨年、世界市場での「フォルダーブル（折り畳み）スマートフォン」の年間出荷量は、2020年比約309%増の900万台と集計された。サムスン電子が主導している折り畳みフォン市場が、急拡大している。

サムスン電子は同期間、約88%のシェアを記録し、世界的なメーカーの中で圧倒的な1位を占めた。サムスン電子が「ギャラクシーZフォールド3」「ギャラクシーZフリップ3」（写真下）を発売した昨年下半期だけで、全世界に約800万台のフォルダーブルフォンが出荷された。

出荷量の世界トップは、「ギャラクシーZフリップ3」だ。出荷されたフォルダーブルフォン2台のうち1台が、ギャラクシーZフリップ3（460万台）だった。ギャラクシーZフォールド3は約250万台出荷され、昨年2番目に多く売れたフォルダーブルフォンと集計された。

オムディアは「2021年以前に発売されたフォルダーブルフォンは、高価格のため大きな人気を集めることができなかった」とし「昨年発売されたサムスン電子の第3世代フォルダーブルフォンが人気を集めることができたのはハードウェア（HW）改善が行われ、同時に価格も安くなったため」と分析した。

昨年、中国メーカー各社は我先に、フォルダーブルフォン製品を発売したが、市場に及ぼす影響は微々たるものだったことが分かった。フォルダーブルフォン市場で2位についたファーウェイはシェア10%を記録し、シャオミ、オポなどがその後を継いだ。

サムスン電子は、フォルダーブルフォン市場での主導権を確固たるものにするため、今年も下半期にフォルダーブルフォンの新製品を披露する計画だ。新製品は耐久性や使用性などで前作より改善される見通しだ。サムスン電子は「ポールダブルフォン大衆化」という目標に従い、2019年から現在まで9種類のポータブルフォンを発売した。

記者ベ·ソンス baebae@hankyung.com

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