スペインの映画監督カルロス・サウラ氏死去「血の婚礼｣｢カルメン」 [771869708]

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「血の婚礼」「カルメン」「恋は魔術師」などの作品で知られ、スペインを代表する映画監督、カルロス・サウラさんが10日、死去した。91歳だった。スペイン映画芸術科学アカデミーが同日、公式ツイッターで発表した。

　サウラさんは「フラメンコ・フラメンコ」など、スペインの伝統舞踊をテーマにした作品を多く残し、カンヌやベルリンなど著名な国際映画祭でも度々、賞を受けた。私生活も注目され、4人の女性との間にもうけた7人の子どもとの交流を描いたドキュメンタリー「サウラ家の人々」もある。

　映画アカデミーの投稿では「スペイン映画史上最も重要な映画監督の一人」として、「愛する人びとに囲まれながら、自宅で生涯を閉じた」としている。