『二分間憎悪』ってあるでしょ。あれよく考えたら嫌儲そのものだわ [633049833]

（ヽ´ん`）🏺 (ﾜｯﾁｮｲW ced8-UDU/)

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SNSの奴隷となり毎日「2分間憎悪」に精を出す人の虚しい人生
「関心経済」が人命を奪い始めた

「自発的2分間憎悪」とは何か
ディストピアを描いたジョージ・オーウェルの有名な長編小説『一九八四年』の舞台は、一党独裁の全体主義国家オセアニアです。
そこでは、党員（国民）たちは毎日決まった時間にホールに集合し、巨大なスクリーンの前に座って、
「人民の敵」であるエマニュエル・ゴールドスタインや「敵国」であるユーラシアの軍隊などの映像に向けて、思い付く限りの怒りや非難の声を投げ付けなければなりません。

要するに、この行事によって一人ひとりの党員の党への忠誠心を確かめるというわけです。これが「2分間憎悪（Two Minutes Hate）」です。

恐るべきことに、わたしたちは思想警察など存在しない時代に生きているにも関わらず、誰に強制されるわけでもなく、巨大なスクリーンの代わりに、
スマホの小さな画面に向かって、人民の敵ならぬ「メディアが作り出し、押し上げた虚像」に呪詛を吐き、嘲笑を浴びせては、憂うつで退屈な日常をやり過ごそうとしているかのように見えます。

それは、誰が敵かを指し示す国家権力の意図などとはまったく無関係に、ネットユーザーが「自発的に行う『2分間憎悪』」そのものです。
ターゲットとなる虚像は、インフルエンサーから身近な友人まで例外はありません。アテンション・エコノミーが作り出すエコシステムに、人生を支配されているのです。

以上抜粋
https://gendai.media/articles/-/72967?page=5