朝鮮民主主義人民共和国の名店「玉流館」のフグ料理の名手オ・スボンさん [377482965]

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Naenara－朝鮮民主主義人民共和国
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玉流館の料理名手たち

首都の大同江畔にある給食サービス基地である玉流館には料理の名手たちがいる。

焼き物の名手
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ペッ・クンシルさんは焼き物において指折りの調理師である。
彼女が調理したシチメンチョウ焼きは柔らかくて香ばしいだけでなく、見た目がよくてお客が好んでいる。20余年間の調理師経歴を持った彼女は、一頃は民族料理である緑豆のチジムの達人で有名であったが、その後、焼き物に方向を変えた。
焼き物は肉類の鮮度や焼き出す時間などによって料理の味が完全に違い、見た目も異なる。また、料理の種類も多種多様である。
彼女は厨房だけでなく家に戻ってもお客の需要の高い焼き物をもっと美味しくつくるために思索と研究を続けた。
焼き物の味をもっと独特に生かすために古参の調理師たちと意見を交わしたり、仕事の合間には新たな焼き物調理方法を紹介した本を耽読したりした。その日々、彼女は各種肉類の鮮度と質を正確に見分け、その寝かし方だけでなく、焼き物をつくる上で重要な要素である時間と温度を確定した。
全国的な料理コンテストで毎度高い評価を受けた彼女は昨年の4月、料理名手称号を授かった。

魚料理の達人
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50代初の調理師であるオ・スボンさんは、チョウザメ料理、フグ料理、サケ料理などをよく調理してお客から好評を受けている。
これまで彼は、平壌麺屋で第一の民族料理である平壌冷麺の達人として有名であった。その後、玉流館の料理専門食堂の調理師を勤めながら魚料理の調理法を身につけたという。
彼の料理の中でもフグ料理は脂肪が少なく粘り気があり、味が特別で人々の食欲をそそる。
彼はフグ湯、フグ香菜漬け、フグ刺身、フグ醤油蒸しなどは簡単に調理する。敏捷な手つきでフグの肉片を均一に薄く切り出す彼の料理の腕前を見ながら人々は魚料理に人並みならぬ特技を持っていると言っている。
彼は、毎年、全国的な規模で行われる料理祭典に名料理を出品して最優秀賞状と金メダルを授かった。
特色のある高級料理を楽しみながら喜んでいる人々の姿から、人民に奉仕するという自負と誇りを感じていると彼は言っている。

2023-10-20