物価「ググンのグン！ズズイのズイ！」アベノミクスの果実とは何だったのか [792931474]

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10月の東京消費者物価は４カ月ぶりに伸び拡大、市場予想上回る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-10-26/S1OS0ZT0G1KW01?
全国の物価の先行指標となる10月の東京都区部の消費者物価指数（生鮮食品を除くコアＣＰＩ）は、４カ月ぶりに伸び率が前の月を上回った。エネルギーも除いたコアコアＣＰＩとともに市場予想を上回り、インフレ圧力の根強さを示唆している。

　　総務省の27日の発表によると、コアＣＰＩは前年同月比2.7％上昇と、前月の2.5％上昇から伸びが拡大した。市場予想（2.5％上昇）を上回った。
政府による電気・ガス価格激変緩和対策事業による補助金の半減に伴って電気代と都市ガス代の下落幅が縮小。
観光需要の回復に伴い宿泊料は42.8％上昇した。一方、昨年急騰した反動などで生鮮食品を除く食料は３カ月連続でプラス幅を縮小した。

　　生鮮食品とエネルギーを除くコアコアＣＰＩは3.8％上昇と前月の3.9％上昇（改定値）から伸びが縮小した。市場予想は3.7％上昇だった。

　　エネルギーの下落や財価格の上昇一服などを反映してコアＣＰＩのプラス幅は縮小傾向にあるが、鈍化ペースは日本銀行の想定よりも緩やかだ。
足元では１ドル＝150円を超えてドル高・円安が進行しており、日銀が31日に金融政策決定会合で議論する物価見通しは上方修正される可能性が高い。
長期金利も日銀が上限に設定している１％に近づいており、市場では一段の政策修正の思惑が広がっている。

(おわり)